推理小説のラストのシーンを初めに知って
しまうとその小説を楽しんで読むことは不可能
だと思う。
そんなの当たり前の話ですが。
上司と部下との関係もそうだなと
思えてきました。
上司はもともと部下より優れているわけで
(そうでもない場合もありますが・・・)
上司のいう「こうだ!」という事は
ある意味、結論になるのでしょう。
だとすれば上司と部下の関係の中で
上司はいつも部下に結論を言ってしまうと
先ほどのたとえ話の小説のように
楽しみながら部下は仕事はできない、あるいは
自分で考えながら物事を進めて
いかなくなるのだと思います。
結局「上司が言ったことだから」だとか
「言われたままやったのにうまくいかなかった」
など自分の責任ではないとなる。
上司がいかに部下に自分で気づかせるという事は
結論を押し付けるのではなく、まず今の状況を部下の
目線で見させ、どう思うか発言させ、それを
どのように改善するのかという事を部下に決めさせる
そして正しい方向へと導き出すことが教育やしつけに
なるんだなと思います。
いまさらですが、そういうことなんでしょうかね?