皆様、始めまして1月入社して、工事部に配属になりました 中川龍彦 と申します。
記念すべき、1回目のブログは身近にあって案外気にされてない石材、石の話をしたいと思います。
一括りに石と言ってもいろんな種類の石があります。皆さんがお聞きになった事があるでしょう
御影石、この石は神戸市にあります御影という所で採れた石のことを言います。
今、安価で出ている石は中国からの輸入品がほとんどで、石の目(模様)が御影石ににているので
中国産御影石と呼ばれています。
この地域で身近な石は、高砂の宝殿で取れるセイリュウ石(タツ山の石ともいう)があります。
この播州では、古い墓石や延べ石、石垣など幅広く使用されています。
有名な所では、書写山円教寺の階段や本田忠勝の廟所の石垣や延べ石などにしようされています。
また、神社やお寺の灯篭なんかにも多く見られます。
この石の特徴は青みかかった色と、加工しやすい石質にあります。
これを御覧の皆様の中には家や建物とあんまり関りの無い話だと思われる方も居るかもしれませんが
現在の建物の様に基礎が無い時代には建物に必要不可欠な存在だったのです。
建物を建てる前に石屋さんによる束石や延べ石を据え付ける工事を行ってから、大工さんによる建前を行っていたのです。
今では、石材職人も減少して行き、建築石材を扱える職人となると希少な存在にまでなりました。