こんにちは。
顧客サービス部の本多です。
今日は朝から雨が降っており、今はやんでいますが、どんよりした空模様ですね。
紅葉している木々もなんだか寂しそうです。。。
はやく晴れ間がのぞくといいですね。
さて、先日『辞書』に関する本を読んだのでご紹介いたします。
舟を編む(光文社文庫) 三浦しをん著
2012年の本屋大賞の大賞を受賞。
玄武書房に務める馬締光也(まじめ みつや)は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか・・・。
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる作品です。
題名の“舟を編む”という言葉は、『辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく』という意味で使われています。
私は、辞書の編纂がどのようにおこなわれているか知らなかったので、その膨大な作業と完成するまでの年数に大変驚きました。
日本語は、同じ発声の言葉がいくつもあったり、ニュアンスが伝わりにくい部分があります。
そのなかで、より多くの言葉を、より分かりやすく、いかに簡潔に、役に立つものとして掲載できるか奮闘されている姿に感動しました。
辞書をまじまじと見たことは今までなかったのですが、辞書によっても解説や用例が違っており、出版社ごとの特色があるようなので、そういう観点で辞書を見てみるのもおもしろいかもしれませんね。
ちなみに、2013年に松田龍平さんや宮崎あおいさん出演で映画化もされています。
本を読んでから観ようと思っていたので、はやく観たくてうずうずしています。笑
とっても素敵な作品ですので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね♪
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