こんにちは!営業部の福塚(ふくつか)です。
今回は、ご依頼の多い手摺についてです。
手摺については、安全面や、歩行補助、立ち座り補助があります。
外部用・内部用があり、主に樹脂製、木製、アルミ素材等があります。
安全面で義務化された手摺といえば、吹き抜け廊下・踊り場等の手摺高さや、
階段手摺があります。
まだまだ、階段手摺のないお家もあり、ご依頼頂くことも多いです。
特に、階段を降りる際、足の踏み外しの危険性がありますので、
階段部分に、まだ手摺が無いお家は、早々での取付けをご検討下さい。
廻り階段等の場合は、より緩やかな昇降を促す意味でも、
外廻りでの連続手摺設置をお勧めします。
安全面では浴室の手摺も該当します。
高齢者の方は特にですが、
足を滑らせての転倒等を防ぐ為、手摺を付けたいところです。
手摺をしっかり掴む太さは通常、直径(φ)28~35㎜と言われており、
建材メーカー製品はそのように作られています。
又、手摺端部に袖口等を取られることを防ぐ仕様も用意されています。
平らな床での歩行補助手摺は、水平・連続に取付けます。
体重をしっかり載せる場合は低めに取付け。
手掴み歩行も含め、平均高さは750~800㎜
段差部分等、体を引き上げる場合は縦付け手摺が有効です。
出入り口部分等で一時的に体を支える際も、縦付け手摺が便利です。
取付け位置は600タイプの手摺で、下端高さ750~800㎜程度が一般的です。
段差部分、浴槽の出入り部での手摺は、水平・垂直が一体になったL型や
斜め付けも可能です。
より便利で、使いやすい形状に工夫が必要です。
玄関上り框部で靴を履く際、気付くと壁に手を突いている事もあります。
そんな際、手摺が必要かと感じます。
内部用としては、様々な素材の手摺が可能ですが、外部に関しては
アルミ素材がお勧めです。
木製等ですと、定期的な塗装メンテナンス等が必要になります。
水回りでは、傷みの可能性に配慮して、樹脂製が一般的です。
ディンプル形状の指掛かりに配慮したものもあります。
手摺の取付けに関しては、もう一つ、下地の状態があります。
後で手摺を取り付ける場合、
合板下地等の場合はまだ良いのですが、石膏ボード等の場合、
通常は補強が必要になります。
手摺材部品で補強できるものや、
下地に補強合板を入れる必要があります。
しっかりと体重がかかっても耐えられる下地が必要です。
手摺取付けのご要望をお受けしますと、そういった下地の確認を含め、
実際に使われる方とご相談し、取付け位置・形状・素材のご提案をします。
又、補助金利用の場合、その手続きのお手伝いもさせて頂いています。
いつでも、気軽にお声掛け下さい。お待ち申し上げます。