こんにちは。モリシタ・アット・リフォーム 店長の佐伯です。
リフォームをお考えの皆様が水回りの設備機器やフローリングなどの建材と
同じくらい気になっている「耐震」について今日はお伝えします。
文章で書いて説明すると長く難しい内容になってしまいます。
ちょうど施工中の現場の写真がありますので、写真を見ながら分かりやすく説明していきます。
まず、古いお家は耐震の強度が低いと言われる原因について。
原因はもちろんいくつかあるのですが、一番は「壁の量が少ない」という事です。
今日はこの「壁の量が少ない」に絞って耐震をご説明します。
まずこの写真をご覧ください。
築40~50年の一般的な木造住宅です。
ご覧のとおりガラス障子で部屋が仕切られており、全く壁がありません。
これでは地震の時に家が揺れやすくなってしまいます。
続いての写真で、ここの壁がない所に壁を増やしていきます。
柱を立てて、筋交(斜めに入っている木材)を入れます。
上部の梁との連結部は耐震金物で連結します。
また必要な個所には、その上に構造用合板を張り、さらに強度を高めています。
簡単に言うと、こうやって壁のない所に強度の高い壁を新設する事が、
耐震補強工事の主な工事内容になります。
耐震工事は壁を補強する工事と言っても、床や天井まで解体する必要があり大型工事になりがちですが、
既に床や天井を解体するリフォームを計画の場合は割と簡単に耐震補強を追加することもできますので、
気になる方は担当者にご相談ください。
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