みなさまこんにちは!
モリシタ・アット・リフォーム 設計担当の石堂です。
6月に入り、徐々にではありますが学校等も再開されてきています。
うちの子供も、久々登校に緊張気味の様子でした。
完全な鎮静化は、まだ先になるかと思いますが、
やっと一歩進んだ気がする今日この頃です。
そんなところで今回は、大型リフォーム補助金のご紹介です。
その名も「断熱リノベ」と「次世代省エネ建材」。
名前の通り、断熱工事に対してや、省エネ性能の高い建材を使用することで利用できる補助金です。
「断熱リノベ」で最大120万円、
「次世代省エネ建材」ならば最大200万円の補助がうけられます!
1:「断熱リノベ」
まずご紹介するのは、「断熱リノベ」。
正式名称は「令和二年度 高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」で、
ながーい名前がついていますが、一般的には「断熱リノベ」が通称です。
対象は既存の一般住宅で、戸建てでも集合住宅でも対応可能です。
対象となる申請者、建物は以下の通り。
既存住宅(戸建て・集合住宅)の個人所有者が対象になります。
次に、補補助金の最大金額ならびに補助率ですが、下表のようになっています。
補助対象経費というのは、断熱改修を行うにあたって必要な材料とその工事・経費になります。
基本的に、壁・床・天井・窓の2部位以上の工事が必要ですが、
窓のみの改修も対象になります。(※その場合は補助金額が最大40万円になります)
断熱改修が対象となりますので、
リフォーム工事であればなんでも対象というわけでもないところに注意が必要です。
また、改修率(改修面積/延べ床面積)が一定以上でないと対象とならない点も重要です。
(最低改修率は工事内容によって変わってきます。)
補助金申請のスケジュールですが、実は第一次の公募は5月17日から始まっています。
7月11日までが第一次公募の申請期間となります。
第二次公募もありますが、総額がいっぱいになり次第終了する先着順となりますので、
ご検討の際はお早目の申請が必要です。
※スケジュール表は現在の予定です。状況により変わる可能性があります。
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2:「次世代建材支援事業」
補助対象は断熱リノベとほぼ同等。
基本的には住宅の個人所有者が対象になります。
住民票で確認される点も「断熱リノベ」と同等です。
つぎに対象商品についてですが、
「断熱パネル」か「潜熱蓄熱パネル」の使用が必須です。
「断熱パネル」はリクシルさんの「ココエコ:ウォールインプラス」が有名ですね。
基材が真空パネルになっていますので、12㎜の厚さで、
グラスウール(一般の住宅に入っているもの)の215㎜分の断熱性能があります。
この商品などを、部屋の外部に面する壁に最低1面施工する必要があります。
これと同時に行う内窓の取り付けや玄関の入れ替え、断熱材の施工が補助対象になります。
上の図のように、調質建材(LIXILのエコカラットなど)も対象工事になります。
次に補助金額についてですが、1戸当たり最大200万円の補助になります。
補助率も1/2以内と、「断熱リノベ」の1/3以内と比べて、高くなっています。
ただし、補助金の下限が設定されていて、
1住戸当たり補助金20万円以上の工事にする必要があります。(補助対象工事費が40万以上)
「次世代建材支援事業」も断熱改修が基本となりますが、
LDKやトイレ、洗面、浴室の改装と合わせて利用しやすいのが特徴です。
補助金のスケジュールですが、こちらも一次公募が始まっています。
先着順で枠が決まっているところも同じなので、ご検討の方はお早目の申請が必要です。
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最後に・・・
最後に、「断熱リノベ」と「次世代建材支援事業」比較表の紹介です。
補助金額や対象工事差はありますが、どちらも額が大きく、魅力的な補助金になっています。
改装工事の際にうまく利用できれば、お得に工事することも可能なので、
改装工事をお考えの際は、ぜひご相談ください。
耐震やバリアフリーなど、ほかの補助金とも比較して、
お客様にとって、どれを利用するのが一番いいのかをご提案させていただきます!
以上、設計担当の石堂でした!
参考URL
一般社団法人 環境共創イニシアチブ(略称:SII)さんのHP
断熱リノベ ↓
https://sii.or.jp/moe_material02/
次世代建材支援事業 ↓
https://sii.or.jp/meti_material02/
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