こんにちは、リフォーム事業部の北川です。
今回は水道光熱費の削減についてご紹介します。
家庭内の用途別エネルギー消費割合は次の通りです。
給湯:28.4%
暖房:25.1%
動力・照明・その他:34.0%
厨房:10.2%
冷房:2.4%
割合を見てわかるように冷暖房と給湯で約5割を占めています。
簡単に言えば冷暖房と給湯に使うエネルギーを削減できればおのずと光熱費が削減できます。
次に家の熱の流出入の割合は
冬)
開口部(窓や玄関ドア):58%
外壁:15%
床:7%
屋根:5%
換気:15%
夏)
開口部(窓や玄関ドア):73%
屋根:11%
外壁:7%
換気:6%
床:3%
になります。
家の熱の流出入の多くが窓となります。
日本の多くの住宅が
「アルミサッシ+単層(1枚)ガラス」の組み合わせで
約7割がこの窓のようです。
単純に窓の断熱性能を上げると熱の流出入が防げ
冷暖房費の削減ができます。
ガラス交換や内窓の設置、窓の取替えで飛躍的に効果が得られます。
給湯器に関しても
省エネな給湯器がたくさんあります。
家庭用燃料電池(エネフォーム)
ガスから水素を取り出し空気中の酸素と化学反応させて電気を作り
そのときに発生する熱でお湯も沸かします。
ハイブリッド給湯器
エコキュートとエコジョーズを組み合わせて
必要量のお湯を沸かします。
電気とガスのいい所どりで無駄を省きます。
エコキュート
電気の力でヒートポンプの冷媒を圧縮し高温になった冷媒で
お湯を沸かします。
エコジョーズ
ガスでお湯を際に出る排熱を利用しあらかじめ水を温めることにより
お湯を沸かすガス量を減らします。
エコフィール
灯油でお湯を沸かす際に出る排熱を利用し
あらかじめ水を温めることにより
お湯を沸かす灯油量を減らします。
今お使いの給湯器が仮に電気温水器の場合、エコキュートに交換すると、なんと約1/3の電力でお湯が作れます。
他にもトイレですと
節水型のものが多くあり昔のものと比べると7割減の水で流せたり
するようになっています。
でも、取替えようと思っても予算がないと断念される方も多いと思います。
しかしながら、国の施策としてCO2削減、カーボンニュートラルを目指すという目標があるので、国の補助金が活用できます。
補助金を利用して買う時のイニシャルコストを抑えて
リフォームした後のランニングコスト(水道光熱費)の削減をして
快適に暮らしていきたいものです。