こんにちは、リノベーション事業部の石堂です。
本日ご紹介するのは、大正12年築の古民家のリノベーション工事です!
大正12年と言えば1923年、ちょうど100年前、ちょっと想像もつきにくい年代ですが、
5つの診断の結果、必要な改修を行えばこれからも十分に住んでいける建物でした。
今回の工事では、間取りの変更はもちろん、
補助金を利用した耐震改修工事で安全性を高める工事、
高性能断熱サッシや断熱材を採用した断熱省エネ工事を行い、
古民家が最新の性能を持った住宅に生まれ変わりました。
●施工前
田の字型に和室が配置された昔ながらの造り
●施工中
耐震補強のために新たに基礎をつくり、耐力壁を新設しました
床下の断熱は気密性を高めるため、吹き付け断熱としました。
●施工後
LDKを中心とし、水廻り・寝室を回遊動線上に配置しました。
無垢材のフローリングで温かみのある空間に仕上げています。
吹き抜けのあるLDK
ダイニングテーブルは設置せず、L型のキッチンカウンターを設置しました。
キッチンはダイニングスペースより床の高さを下げ、
キッチンに立った時とカウンターに座ったときに目線が近くなるようにしています。
洗面スペースは脱衣室と切り離し、単独のスペースにしました。
今回はIKEAの洗面ボウルと既製品のカウンターを組み合わせたオリジナルの洗面台になっています。
※ミラーの施工が間に合わなかったので、仮の鏡がついています・・
ゆったりとしたスペースを確保したトイレ
脱衣場はユーティリティスペース兼用の為、
多目的シンクと可動式の作業台を設置しています。
また、脱衣場の奥に主寝室へとつながるウォークスルークローゼットを計画しました。
今回はタカラ製のユニットバスをご採用いただきました。
主寝室と脱衣場をつなげる位置に配置したウォークスルークローゼット
可動だなとハンガーパイプが設置され、収納力も十分確保しています。
落ち着いた雰囲気の主寝室。
主照明は調光式のダウンライトを採用しました。
●書斎スペース
階段室はリビングからの光が入るように、開口部を設けています。
●ロフトスペース
耐震性・断熱性もしっかりと向上しましたので、
安心で快適に生活いただけます!
このほか、外装工事や外構工事を施工しました。
N様、ありがとうございました!
工期5か月
金額:2500万(外装・外構工事含む)