こんにちはリフォーム事業部の北川です。
今回は防犯リフォームについてご紹介します。
住宅を対象とした侵入犯罪の認知件数で令和4年は1万5692件発生、一日当たり約43件発生しており、未だ多くの住宅が被害に遭っています。季節的には秋口から年末にかけてが多いようです。
最近では、宅配業者を装う、窓ガラスを破壊して住宅に押し入る等悪質な手口による侵入強盗事件が連続して発生しているので注意してください。
侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が33.0%と最も多く、一般事務所が11.1%で生活環境営業が8.1%と続いています。
侵入窃盗の手口別認知件数をみると、空き巣が最も多く、約1/3を占めます。
空き巣 家人が不在の住宅の屋内に侵入し金品を盗む
忍び込み 夜間、家人が就寝したころを見計らって住宅に侵入
居空き 家人などが昼寝や食事をしている隙に住宅内に侵入
戸建て住宅に侵入する手口については、無締り約50%、ガラス破り約30%が大半を占め
侵入口は窓が約50%、表出入口が約20%となっています。
無締りの対策は、少しの外出でも施錠をする習慣が大切ですね、オートロック機能の付いたドアなどもありますので
玄関ドアの交換などの際にご検討ください。
ガラス破りに関しては、雨戸やシャッターが窓についているなら出かける際に閉める、ホームセンターなどでも購入できる補助錠も効果があります。
それと最近お問い合わせが多くなっている防犯フィルムや防犯ガラスへの取替えです。
※防犯フィルムはクレセントの部分だけ簡易的にされている方がいらっしゃいますが効果が無いので注意してください。ガラス前面に適切な施工をして貼り付けないと期待される効果は得られません。
その他には、後付けの面格子やシャッターなど取り付けるなど様々な防犯対策があります。
抑止力的なところではセンサーライトが効果がありコスパもよいのです。
日頃からできるその他の対策としては玄関や窓付近の整理や整頓をして見通しを良くしておくことや
足掛かりになるようなものを外に置きっぱなしにしないなどがあります。
物騒なニュースを見聞きすることが多くなっておりますので防犯意識をもってさらにできる対策はしておきましょう。