こんにちは!
リノベーション事業部の石堂です。
急に寒さが増してきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
11/12に当社でも断熱・省エネリフォーム相談会を行いましたが、
今年大好評だった「先進的窓リノベ」や「こどもエコすまい支援」など、
様々な補助金の後継事業の情報が出てきており、
補助金を利用しての断熱・省エネリフォームについてたくさんの方にご相談いただきました。
こういった補助金は国が主導する事業である事がほとんどなのですが、
なかには各自治体で補助制度を設けている場合もあります。
今回は、「高砂市」で設置されている、
「高砂市既存住宅省エネ化促進事業」を紹介します。
名前にある通り、既存の住宅に対して省エネルギー性能を向上させる改修工事を行う際に、
費用の一部が補助される制度なのですが、
「省エネ計画策定費」と「省エネ改修工事費」の二つに対して補助がおります。
対象となる住宅は、
高砂市内の既存戸建て住宅で、
・現状で省エネ基準に適合していないもの
・耐震性が確保されているもの(改修後に耐震性が確保されるものも含む)
となっています。
補助の要件は、
省エネ改修計画策定・・・省エネ改修計画を策定し、BELS等の認証を受けること
省エネ改修工事については、工事の規模・満たす基準によって変わってくるのですが、
全体改修の場合は、BELS等の認証を受けること
部分改修の場合は、複数の開口部改修を行うこと
となっています。
※BELSとは第三者によって性能を評価する制度
次に、対象経費・補助額は、
省エネ改修計画策定の場合、
調査・設計・計画に係る経費と、BELSの認証費用が対象で、
対象費用の2/3、上限が20万円となります。
省エネ改修工事費補助の場合は、
開口部や躯体等の断熱化、設備の効率化に関する改修工事費用が対象で、
全体工事で現行の省エネ基準を満たす場合、対象経費の23%、上限75万円、
全体工事でZEH基準を満たす場合は、対象経費の23%、上限100万円、
部分工事で現行の省エネ基準を満たす場合、対象経費の23%、上限75万円、
部分工事でZEH基準を満たす場合は、対象経費の23%、上限100万円
が補助費用になってきます。
●補助事業の概要
この制度のおすすめのポイントは、
高砂市の「耐震改修工事費補助」と併用が可能な点で、
建物の条件、工事の内容が合致すれば、
耐震改修工事費補助最大150万円(計画策定費含む)と、
省エネ改修費補助最大120万円(計画策定費含む)の、
合計270万円の補助を受けられる可能性がある点です。
これは、他の補助事業から見てもかなり高額ですので、
高砂市内でリフォーム・リノベをお考えの方には
ぜひご検討いただきたい内容になっています。
ただ、今の時点で今年度の補助は残りわずかになっている点、
工事を令和6年2月29日までに完了させないといけない点など、
制約もありますので、補助事業をお考えの際は、
当社か、高砂市建築住宅課に、一度お問合せください。
当社にお問合せいただければ、本制度が利用できない場合でも、
他の補助制度が利用可能かご説明させていただきます。
以上、石堂でした。
ご質問やお問い合わせは、ぜひこちらまで。
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