こんにちは!
設計部の石堂です。
6月に入り、日中は暑く感じるような日も多くなってきましたが、
皆様、どうお過ごしでしょうか?
今日、6月3日は朝から地震の速報が入りました。
お正月に起きた「令和6年能登半島地震」と同じ地域で、
最大震度5が観測される大きな地震が発生したそうです。
被災地では再びの大きな揺れでご不安な思いをされている方も多いと思います。
被災された方、そのご家族様の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
地震が起きるたびにニュースで「震度~」と揺れの強さについての報道がありますが、
震度は「震度計」というもので測定されています。
姫路市では、計10か所、震度計が設置されているそうです。
例えば、ゆめタウンの近くの面白山には、気象庁が設置した「震度計」があるそうです。
(ちなみに同じ場所に気象庁の気象観測所もあるので、
気象庁の発表する姫路市の天気はゆめタウン近辺の天気ということになります。)
この「震度計」が地震を感知し、その揺れの程度から、自動で震度を算出しています。
また、震度は10段階で表され、それぞれ体感や被害を発生させる状況により分けられています。
※気象庁のHPより引用
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html
ちなみに昔は気象台の職員さんの体感で震度が決められていたそうですが、
「震度計」ができてからは、自動で正確な震度が分かるようになっています。
これとは別に地震の観測などに大きくかかわっっている物に「電子基準点」と言われるものがあります。
こちらは国土地理院が全国に約1300箇所の場所に設置されており、
人工衛星で24時間連続的に観測・測位された情報を集め続けています。
得られた情報は、おもに地殻変動の監視や位置情報サービスの支援に用いられているそうですが、
大地震で地殻変動が起こった際にはリアルタイムで観測データを解析し、
地震の規模を表す「マグニチュード」を数分で推定するそうです。
こちらの「電子基準点」は学校や公共施設等に設置されていることが多いのですが、
姫路に一つだけある「電子基準点」は「御立交通公園」の中にあり、だれでも近づいて見ることができます。
備え付けられたボックスにどういった用途で使われる施設なのかが記載されています。
「電子基準点」は公園の西の端の方に設置されています。
ご興味のある方は、散歩がてらに行ってみてください。
「地震計」も「電子基準点」も、姫路で地震が起きた時に重要な役割を果たしてくれます。
普段、気に掛けることはないのですが、人知れず仕事をしてくれていますので、感謝です。
以上、石堂でした!