こんにちは。
営業サポート部の直井です。
秋も深まり、いよいよ冬が訪れようとしています。
さて、本日は住宅内での事故についてです。
住宅内での事故での死亡者数は、交通事故での死亡者数よりも5倍以上も多いというのをご存じでしたか?
特に多い事故が、お風呂での溺水です。
住宅内の死亡事故の内、4割が溺水事故ともいわれています。
溺水事故のほとんどが浴槽で発生します。
また、11月~4月の冬季は特に発生件数が多くなります。
ではなぜ、冬のお風呂で溺水事故が発生するのでしょうか。
冬の寒い日、温かいリビングから寒い脱衣所に移動することで、血管が縮小し血圧が上昇します。
そして、服を脱ぐことでさらに寒くなり、血圧は上昇。
その後、温かいお湯につかることで、血管は拡大し、血圧が急降下します。
ここで、血圧の急激な低下によって、意識を失ってしまい、溺水につながるというメカニズムです。
この状態をヒートショックといいます。
近年、テレビでもよく耳にする言葉ですね。
でも、長時間、温かいお風呂につかるのは良くないとわかっていても、充分に身体が温まらないまま脱衣所に出るのは寒くて嫌ですよね。
それこそ健康に悪いような感じがします。
そうならないために、脱衣所や廊下、浴室内を温めておくというのが対策になります。
では、具体的にどうやって脱衣所や廊下を温めればよいのでしょうか。
脱衣所や廊下を温かくするには、断熱工事をするという方法があります。
断熱工事は、継続的に高い効果が得られるのでおすすめです。
ヒートショックを防ぐためには脱衣所だけでなく、浴室内も温める必要があります。
最近では、ユニットタイプの浴室で、壁や浴槽が断熱仕様となっているものがあります。
さらに浴室換気乾燥暖房機を利用することで、より温かい浴室にすることができます。
また、浴室以外にも、トイレや洗面室でもヒートショックは発生します。
例えば、夜間、温かい布団から出て寒いトイレに行く、というようなタイミングは危険です。
室温が低いお家では頻尿リスクも上昇するため、さらに危険になるという事情もあります。
そのため、断熱工事は家全体でされることをおすすめします。
内窓の設置は、工事期間も短く、費用対効果が高い工事となっておりますので、ぜひ一度ご検討ください。
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