みなさまこんにちは!
モリシタ・アット・リフォームの石堂です。
最近、急に暖かくなってきました。
まだまだ昼・夜の寒暖差が激しいので、体調には十分にご注意ください。
暖かくなってくると、外に出かけたくなってきますね。
私の家では、チワワを1匹飼っているのですが、
寒さが苦手で、冬場は全く外に行きたがりません。
完全なコタツイヌです。
最近やっと外に出る気になってなってきたみたいで、
どこかに出かける準備をしようとすると、
コタツから出てきて連れて行ってほしそうにこちらの様子をうかがっています。
私の家はマンションなので、犬は室内で放し飼いです。
他の家族と同じように自由にしています。
ただ、室内で飼うとなると悩み事もたくさんでてきます。
床がフローリングなのですべりやすい、
鳴き声で近隣にご迷惑をかけるなどなど・・・
たいていの悩みはしつけで解消されるそうですが、
飼い主と犬がおたがいに快適に過ごせる家づくりをするために、
リフォーム工事でどんなことができるかをしらべてみました!
というわけで、いろいろ参考にしましたのが、
建築雑誌「建築知識」犬のための家づくり特集号!
犬とすごす家の計画の仕方から、知っておきたい犬の知識まで、
いろいろと参考にさせて頂きました。
犬との暮らし方の本は多いのですが、
犬と暮らす家の設計について詳しく書かれた本はあまりありません。
設計するときのポイントがたくさん載っていておもしろい1冊です。
(ちなみに猫特集の号もあります)
まずは犬の悩みの9割を占めるという「無駄吠え」対策です。
犬は縄張りを守る習性があるので、
道路に面するような建物は、中庭を設けるよにしたり、
玄関扉や窓から人や車が見えないように計画します。
また、最近の住宅やリフォーム後のお部屋では、
気密性が上がり、鳴き声が反響しやすくなるので、
吸音性をもたせた仕様(吸音ボード、グラスウール等の吸音する素材を壁内に仕込む etc)
にすることで、室内での鳴き声が気になりにくくなります。
開口部には、防音性の高いサッシを用いる事も効果的ですが、
高窓にするなど配置を考えて計画することで、
工事のコストを抑えることもできます。
あとは網戸についてですが、犬は目が悪いため、
激突防止の対策(掃出サッシの手前にゲートを設ける、激突防止マークをつけるetc)が必要な場合もあります。
次によく聞くのが床材の選び方です。
フローリングのような表面が固く滑りやすい床材は、
犬の足腰に負担を掛けます。
フローリングについてはメーカーさんが出している「犬用フローリング」が効果的です。
表面が防滑加工してあるので足腰に負担を掛けにくく、
汚れがついても、サッとふき取れお手入れが簡単です。。
カーペットは歩行音が抑えられたり、
クッション性があって足によかったりと、よいところが多いのですが、
汚れたり、抜け毛が絡まったりと、お手入れは大変です。
なので、犬がよく遊ぶ場所だけカーペットにするのもいいかもしれません。
また、ループパイルになっているカーペットは、
走り回るときに爪がひっかかりケガの原因になることがありますので、
カーペットを選ぶ場合はカットパイルのものを選ぶようにします。
・・・などなど、しらべ始めるときりがありません。
犬目線、人目線で考えた方がよいことが盛りだくさんですが、
一番大事な事は、「人にとって快適な家は、犬にとっても快適な家」という事です。
居場所を重要視する猫とはちがい、
犬は一緒に過ごす家族のそばにいることで安らぎを感じ、
家族がリラックスしていると、そばにいる犬もリラックスします。
ですので、犬にとってくつろげる家をつくることは、
飼い主にとってくつろげる家をつくることにつながります。
私も犬好きなので、犬と家族が幸せに過ごせるような家にしたいと思います。
犬と暮らす家づくりをお考えの方は、ぜひ犬好き石堂にご相談ください!
↑うちのワンコです。
今後「犬のためのリフォーム」の実験台になるやも・・・・
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