こんにちは!
リノベーション事業部の石堂です。
今回ご紹介する工事は、
階段の手すり取り付け工事です。
階段への手すりの取り付けで困るのは壁の下地です。
下地がしっかりしていないと、手すりを取り付けできません。
リフォームでは下地となる木材など(受け材)を、
壁の上から取り付けてそこに手すりを施工することになります。
ただ、そうすると、どうしても手すりの出幅が大きくなり、
階段が狭くなりがちです。
今回の工事では、階段に慣れていない小さなお子様のために
手すりの取り付けのご依頼をうけました。
下地を入れなおしたり、受け材を取り付けると少し大掛かりになるので、
上り下りが楽しくなるような「ロープ」による手すりを提案しました。
こちらが施工前の現場
壁は手すりの下地とならない5㎜くらいの厚みの木目の壁材。
柱は約1m毎に存在していますので、
今回はその柱にしっかり取り付けできるようにします。
使う部材はこちら。
これを下地がしっかりしている位置に取り付けていきます。
これにお子様でも握りやすい2cmくらいのロープを取り付けて完成です。
あくまでお子様が使用する補助なので、
高齢者の方が上り下りするためにつかまるのには不向きですが、
お子様なら山登りみたいに楽しんで使用していただけます。
(ちなみにですが、介護保険等の対象工事にはなりません)
普通の手すり工事でしたら、7~8万円くらいの工事になりますが、
ロープの取り付けですと材料込みで2万円くらいと、
とてもリーズナブルなのも魅力です。
手すりの取り付けをお考えの方は、
ぜひ参考にしてみてください!
施工時間:1時間
費用:2万円前後