こんにちは。
営業サポート部の直井です。
今回は猫ちゃんと暮らす家について考えていきたいと思います。
大切な愛猫ちゃんには1日でも長生きしてもらいたいですよね。
猫ちゃんが心身ともに健康で、のびのび、生き生きと暮らせる家はどんな家でしょうか。
猫ちゃんの健康の為には、野生の本能をうまく生かし、猫ちゃんが安心できる場所を増やし、けがや事故の少ない安全な場所を用意してあげることが重要になってきます。
今回から、全5回、猫と暮らす家について解説していきます。
さて、安心できる場所、安全な場所は想像がついても、野生の本能を家でどのように生かすのかは難しく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
野生の本能を生かす家は、猫ちゃんがわくわくするようなことがたくさんある家とも言えます。
猫ちゃんは本来、狩りをして食べ物を得る生活をしていました。
そのため、いつでも食べ物が得られる生活や、決まった時間に食べ物が得られる生活はあまり向いていません。
狩りをしたり、逃げたり、隠れたりといった行動は猫本来の欲求なので、それが全くない生活では脳の活動が鈍ってしまい、老化を速めてしまいます。
最近では、安全のために完全室内飼いの猫ちゃんが増えていますので、室内で脳の活動を刺激できるような工夫をすることが大切です。
脳の活動を刺激することで、自然と運動量も増え、健康的な生活ができます。
猫ちゃんに刺激を与える方法としては、感覚の刺激や、採食の工夫、床・壁・天井などの構造物の工夫などがあります。
〇キャットステップ
キャットステップは、猫ちゃんにとってジャンプや木登りなどの「得意なこと」ができる空間です。
ただ設置するだけではなく、猫ちゃんにとってちょっと難しい程度の難易度にすることが大切です。
頑張ったら届きそうという難易度にすることで、猫ちゃんがチャレンジしたくなり、脳の刺激にもなります。
登れた時の猫ちゃんの誇らしげな顔が想像できますね(笑)
そして、飽きにくくなるので、運動量を増やすことにもつながります。
ステップの高さや幅は一定でなく、配置もランダムにすることで猫ちゃんのワクワク感を刺激できます。
また、ゴールの上を猫ちゃんから見えない位置にすることで、登った先が気になって刺激になります。
キャットステップを位置を変えられる可動性のタイプにすることで、年齢や個々の能力に合わせて調整することができます。
キャットステップに時々変化をつけることで、縄張りの変化に敏感な猫ちゃんのパトロール活動を促し、運動量を増やすことが出来ます。
ただし、老猫の場合はいつもと違う環境に強いストレスを感じる場合もあるので、難易度の調整のためにステップの高さや位置を変える場合には注意が必要です。
壁面にキャットステップを設置できない場合には、収納の側面をキャットステップにするなどの工夫ができます。
〇キャットウォーク
高いところが大好きな猫ちゃんの為に、キャットウォークを設ける方も増えています。
天井の梁を利用したり、階段や家具を利用してキャットウォークを設置することで、猫ちゃんが安心できる場所を設けることができます。
キャットウォークにおもちゃやトンネルを配置することも刺激を増やす方法としておすすめです。
キャットウォークにはルートを複数用意することも大切です。
特に多頭飼いの場合には、道の途中で他の猫が寝てしまうなどして、降りられない状況が発生してしまい、ストレスになることがあります。
逃げ道のない袋小路は猫同士の喧嘩が発生した際にけがをしやすい場所となっていますので、注意が必要です。
キャットウォークを高所に設ける場合でも、完全に人の目や手が届かない場所は作らない方が良いです。
掃除ができないなどの衛生的な事情もありますが、猫ちゃんは体調を崩した時やけがをしたときに隠れる習性があるので、完全に見えない状況は、けがや病気の発見が遅れることにつながります。
〇まとめ
いかがでしたか。
キャットステップ、キャットウォークはリフォームでの設置も可能です。
気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
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