こんにちは。
営業サポート部の直井です。
2024年4月、姫路市・加古川市など播磨地域南部で雹が降り、多数の被害がありました。
被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。
弊社でも、翌朝から多くのお問い合わせをいただき、補修・修繕工事をさせていただきました。
今回は、雹によって住宅にどのような被害があったのかをお伝えします。
〇カーポート・波板等の破損
カーポートの屋根や波板に穴が空いてしまったというお問い合わせはとても多かったです。
被害の大きさは、写真でおわかりいただけるかと思います。
雹災直後は各社の波板・カーポートの在庫が一気になくなり、かなり遠くまで仕入れに行く業者さんもいらっしゃいました。
また、工事をする職人さんの予定も埋まってしまい、工事までに長い期間お待たせしてしまうこととなりました。
〇雨樋の破損
カーポート同様、雨樋の破損もとても多く見受けられました。
雨樋の修繕工事は、高所になる場合には、安全上の都合から必ず足場を組む必要があり、大掛かりな工事になってしまうためお困りの方も多くいらっしゃいました。
どうせ足場を組むのならと、外壁塗装を一緒に行う方も多かった印象です。
〇屋根・外壁
お問い合わせの数としては多くはなかったものの、外壁にぽつぽつと跡が残ってしまったという被害や、屋根の破損も一部見受けられました。
〇ベランダの床
ベランダの床が破損し、漏水の恐れがあるお家もありました。
漏水してしまうとさらに被害が拡大してしまうので、早急に対処をする必要がありました。
〇その他
室外機や門扉・表札回りなどの破損も複数ご相談いただきました。
ゴルフボール大の雹が降った地域もあり、住宅だけではなく、車などにもたくさんの被害があったようです。
住宅の被害は、火災保険で対応ができる内容も多くあり、火災保険の大切さを痛感いたしました。
地域一帯で被害が発生したために工事が立て込んでしまい、すぐにご対応することが難しい場合もありました。
また、1年が経過した現在も、雹災補修のお問い合わせをいただくことがあります。
火災保険でのご対応の場合には、発災から3年以内という請求期限がありますので、まだ直していない箇所がある方はご注意ください。
雹災に限った話ではありませんが、自然災害がいつ起こるかはわからないということを、改めて心に留めておきたいと思う出来事でした。