動画紹介

【リフォームの補助金】先進的窓リノベ事業のよくある質問 Part2

現在リフォーム業界で話題沸騰中の「先進的窓リノベ事業」。窓の補助金については、これまで他の動画でも解説してきました。

▼【二重窓が半額!】窓のリフォームの補助金活用方法

▼窓のリフォームの補助金についてよくある質問を解説します

こちらの補助金制度について、お問い合わせやご質問をいただいていますので、今回はその回答をしていきます。

1つ目の質問です。LIXILさんの内窓で「インプラス」という商品があります。こちらの商品で、引違い窓ではなくFIX窓(はめ殺しの窓)にした場合、窓の性能はAランクでなくSランクになるの?というご質問です。1ヶ月前頃にいただいたご質問だったので情報不足などもあり、私も「承知しておりません」とご回答するしかありませんでした。しかし、メーカーの商品登録などが進んできて、情報がはっきりしてまいりました。

結論から言うと、FIX窓にした場合はすべてSランクになります。ただし条件があって、Low-Eガラスの複層タイプを選ぶ必要があります。ガラスは透明ガラス・型ガラス(表面がボコボコしているガラス)の2種類があります。型ガラスは外からの目線が気になる場合などに選ばれるタイプですが、複層ガラスであればこのどちらを選んでも、FIX窓の場合はすべてSランクになります。

引違い窓でもほとんどの場合がSランクになるのですが、型ガラスを選んだ場合のみAランクになるのでご注意ください。これは複層ガラスの厚みが関係しています。透明ガラスの場合は外側から順に、透明ガラスの厚みが3ミリ、中間層が12ミリ、Low-Eガラスが3ミリとなっています。一方型ガラスでは、一番外側の型ガラスが4ミリとなり、その分中間層が1ミリ減って11ミリになります。透明ガラス・型ガラスのどちらを選ぶかによって空気層の厚みが変わってしまうので、Aランクになってしまうのです。このあたりはメーカーさんからいただいた資料があるので、それを元にまたご紹介の動画を配信する予定です。

続いて2つ目の質問です。上限最大200万円の補助金が受け取れる可能性があるということですが、下限設定はありますか?というご質問です。こちらも下限設定があり、5万円以上の補助金申請が必要です。この金額は、工事の見積金額ではなく補助金の額です。先進的窓リノベ事業では、補助金額は定額制になっています。窓の大きさが大・中・小のカテゴリに分けられ、窓の性能もAランク・Sランク・SSランクに分かれています。それらの条件によって補助金額が定められており、その金額が5万円以上でないと申請できないということです。

例えば内窓を付ける場合を考えます。小サイズの窓に SランクのFIX窓を付けた場合、補助金額の表に照らし合わせると、1ヶ所あたり36,000円の補助金が受け取れると分かります。この場合、1ヶ所だけであれば5万円以下なので申請できません。しかし2つ付けると72,000円となるので、申請が可能になります。詳しくは、ぜひお近くの工務店さんやリフォーム業者さん、登録事業者の方にお聞きいただければと思います。

最後に3つ目の質問です。全国すべての住宅が対象ですか?というご質問です。今回の補助金はリフォーム工事のみに適用されるものとなっています。ですから、新築住宅には使えず、既存住宅のリフォーム工事に使える補助金となっています。

既存住宅とは、建築から1年以上経過した住宅、もしくは過去に人が居住した住宅のことを言います。例えば新築住宅を建てて、まだ住んでいない場合は「新築」なので補助金は使えません。しかし、引っ越してすでに住まわれている場合は「既存住宅」となります。「新築を建てたばかりだけど寒いし、この補助金もあるからリフォームしようかな」と考えられているような場合は、人がすでに居住しているので補助金を利用することができるということです。

他にもご質問をいただいていますので、また別の動画でご説明していきたいと思います。

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