動画紹介
ハニカムスクリーンについて解説します
今回は、夏の暑さ対策として非常に有効な商品「ハニカムスクリーン」について解説します。
この商品は蜂の巣構造になっており、その名前も「ハニカム」からきています。このスクリーンには空気層が存在しており、窓と室内の間に空気層ができることで断熱性が向上します。蜂の巣構造によって空気層が形成されており、これが断熱効果をもたらす仕組みです。つまり、夏の暑さから室内を守ってくれます。
夏において、涼しさはもちろん大切ですが、この商品は冬においても温かさを提供する効果があります。
基本的に、この「ハニカムスクリーン」は室内に取り付けるものです。夏の暑さに関しては、窓の外側には「よしず」や「アウターシェード」と呼ばれる日射を遮る対策が効果的ですが、これらは風の強い日に畳む必要があったり、手間がかかったりすることがあります。アウターシェードは比較的取り外しやすいですが、風の強い日には注意が必要です。
それに対して、「ハニカムスクリーン」は風や雨の影響を受けず、室内に取り付けるメリットがあります。ただし、外の景色が見えにくくなるというデメリットも考えられます。
夏の日射をカットする割合は約62%ほどと言われています。これに対して、一般的なアルミサッシの場合、単位板ガラスや古いガラス窓の断熱性能は約6.51とされています。しかし、ハニカムスクリーンを取り付けることでこの数値は2.63まで下がり、断熱性能は2.5倍ほど向上することがあります。
これにより、夏の日射を遮る役割は非常に効果的であり、コストや取り付け時間も比較的少ないです。サイズは測って作る必要がありますが、取り付け自体は10分から15分程度で行えます。今からちょっと、暑さ対策について考えている方にはオススメです。
冬においても、ハニカムスクリーンを利用することで、日射をカットすることができます。西側や北側、東側の窓においては、ハニカムスクリーンを下ろすことで、暖房で得た熱を外に逃がしにくくする効果があります。
したがって、冬場も夏場も、このハニカムスクリーンはおすすめの断熱商品です。実際にハニカムスクリーンを上げた状態と下げた状態で、ガラス周辺の温度にどれほどの違いがあるかも、動画でご紹介しています。ぜひご覧ください。
さらに、補助金などで話題になっている内窓も、断熱効果があります。これに加えてハニカムスクリーンを取り入れることで、断熱効果がダブルで向上し、家全体の省エネ効果にも寄与します。
ぜひ参考にしていただければと思います。