動画紹介
住まいの防犯のチェックポイントと対策【窓編】
今回は住まいの防犯を窓に絞って解説します。
泥棒はいつの時期によく入ると思いますか?秋から12月にかけての季節が多くて、特に秋が一番多いと言われています。なぜかというと、ちょっと涼しくなってくるからです。今までエアコンつけてたのをやめて、窓開けて網戸にして夜風へ入れようかな、涼しいなあみたいな機会が増えたりね。あとは行楽シーズンですよね。そういったことで、秋が泥棒に狙われやすい時期っていう風に言われてます。
なぜ窓かというと、侵入犯罪です。半分ぐらいの泥棒がそこから入った、泥棒したという風になってます。無締まりって言って、鍵を閉めていないところから入ってくるのが一番多いです。次に多いのがガラス割ったりこじ開けたり、ガスバーナーで焼いて入ってきたり。そういった手口が多です。なので窓に対する対策は2つです。
防犯合わせガラスという防犯性能のあるガラスがあります。そういったものにするか、防犯フィルムをガラス全体に貼るか、この二択になります。まず、防犯合わせガラスというのは、ガラスとガラスが合わさったものがあって、そこのガラスの間に特殊なフィルムが入ってます。そのフィルムがあることによって強度がすごく増して、ハンマーでやっても割れないような強度の高いガラスになります。
防犯フィルムは、厚さ5mm以上あるガラスに施工するっていうのをおすすめされてるんですけど、そういったガラスにフィルムを貼ることによって強度が増して割れにくいというようなことになります。窓に対してはそういったことをしてくださいというのが最善のおすすめです。
あとはクレセントという鍵です。新築の窓には20年ぐらい前からずっとついてるんですかね。窓の下の方に、ポンと押すとこがあって、押すと突っ張り棒みたいな役割をする補助錠がもう標準でついてたりするんで、上のガラスで割られてももう突っ張り棒みたいになってるんで、開かないということで2重のロックになってます。
20秒以上のロックっていうのが非常に泥棒の対策としては有効で、実際の犯罪者に聞いてるアンケートがあって、「どれぐらいで泥棒を諦めましたか」というようなアンケートでは、半分以上の泥棒が諦めたというのが2分から5分までの間でした。もう8割から9割の泥棒が諦めたと言われてるんで、最低2分以上入れるものにしようというのが推奨されてます。
防犯性能がある商品には、CPマークのシールが貼ってます。そういったシールが付いてると、やっぱり泥棒もよく知ってるんで、作業せずに諦めたりということもあるみたいなんで、今からリフォームとか、新築を建てられるっていうような方いらっしゃるんでしたら、そういったものを対応していただいて、お家の防犯性を高めるっていうのも一つの方法かなと思います。