今回はキッチン天板とキッチンカウンターについてお話しします。

まず、人工大理石のメリットです。色やデザインの選択肢が多いことが特徴で、樹脂を主成分としています。アクリルやポリエステルなど、さまざまな種類があり、デザイン性に富んでいます。キッチンの一部としてインテリアにも馴染みやすく、フルフラットな対面キッチンなどで人気があります。また、白色のカウンターは清潔感があり、奥様方にも利用されることが多いです。

一方で、人工大理石のデメリットとしては、熱に弱いという点が挙げられます。鍋の蓋をポンと置いたり、熱いものを置くと変色することがあります。そのため、注意が必要です。鍋敷きを使ったり、耐熱性が高い商品を選ぶことで問題を回避できます。また、紫外線の影響も受けやすいので、日当たりのいい場所で使う場合は注意が必要です。継ぎ目もできやすく、水垢やカビがたまることがありますが、商品によっては継ぎ目のないものもあります。

次に、ステンレスのメリットとしては、熱や水に強いことが挙げられます。鍋を置いても変色しないし、汚れにも強いです。調味料をこぼしても簡単に拭き取れます。料理をガシガシ調理する方にはステンレスの方が選ばれることが多いです。飲食店の厨房などを見ても、ステンレスが使われていることが多いです。特に、継ぎ目のないステンレスのシンクはお手入れがしやすく、価格を抑えたい方にもメリットがあります。

しかし、ステンレスにもデメリットがあります。錆びにくいですが、一部のアイテムは錆びることがあります。また、光沢が使ううちになくなってきます。これらのデメリットは大きな問題ではないと思いますが、一長一短があると言えます。

どちらが良いかは個人の好みやニーズに合ったものです。リフォームを検討する際に、自分に合ったものを選択してください。