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30代の奥様に聞いた住んでみて気付いたお困りごと・不満トップ10
今回は、30代の奥様がお家を建てて住んでみて気づいたお困りごと・不満トップ10をご紹介します。このランキングは、某有名住設メーカーさんがアンケート調査をされたものです。
家を建てて「やっぱりこうだったらよかったな」と思うことはみなさんあると思います。そういうことについては、私たちもリフォームでご協力・ご提案させていただき、より良いお住まいにしようと頑張っています。お困りごとのランキングと、リフォーム目線での対策をご紹介していきます。それでは早速、10位から順に見ていきましょう。
10位:室内干しした時の湿気・臭いが気になる
今の時期は花粉も飛散する季節なので、外に干したくない方も多いと思います。なかなか難しい問題ですが、リフォームの観点で言うと、「エコカラット」というLIXILさんが出しているタイルがあります。調湿機能、匂いを吸着・軽減するような機能があるものです。室内干しする場所を決めておいて、そこに施工しておくのも対策になると思います。
9位:外からの騒音や室内からの音漏れが気になる
いざ住んでみると、道路の車の音が気になって眠れない、赤ちゃんの泣き声・ペットの鳴き声がご近所迷惑じゃないかと心配、などというお困りごとです。そういった方へのおすすめは、防音対策で内窓をつけることです。今ある窓の内側にもう1枚窓をつける工事で、音がすごく軽減できます。
最近あった実例で、お子様がピアノ・バイオリンをされているお客様がいらっしゃいました。苦情ほどではないけどご近所から言われて、すぐ対策したいというご相談でした。いろんなことをご提案しましたが、まずは内窓をやりましょうということで施工させていただいたところ、すごく効果がありました。ピアノは全然聞こえなくなったし、バイオリンも窓の前で耳を近づけないと聞こえないぐらいの効果でした。これはおすすめです。
8位:寝室・子ども部屋の収納が足りない
ライフステージが変わっていく中で、収納するものは変わっていくと思います。そこに何を収納するかは、お家を建てる時から具体的に検討して、大きさ・形・棚の配置まで考えるのが一番いいと思います。
リフォームでは、今までは布団をしまっていたけど、ベッドの生活になって布団を出し入れしなくなったから無駄になっているとか、服などを綺麗に収納したいというご要望でリフォームすることが多いです。1つ例をあげると、システム収納というものがあります。可動棚・ハンガーパイプの高さを調節できたり、引き出し付きの棚を自由に配置できたりする、可変性がある収納です。比較的工事も簡単なので、参考にしてください。
7位:間取りや部屋の大きさが不満
新築を建てたばかりだけど、住んでみたらリビングが思ったより狭くて増築したいというお客様も中にはいらっしゃるようです。図面で見るだけではわからない、住んでみないとわからないところもあると思います。
リフォームでは、お子様が家を出て無駄になっている部屋があるというお話や、キッチンが手狭でもっと広々使いたいというお問い合わせもあります。地震に耐えるための耐力壁・柱があって、思い通りに間取りの変更ができないこともありますが、しっかりと耐震補強・構造の補強をすることで理想の間取りに近づけることもできます。まずはご相談してみてください。
6位:結露が発生し、カビ・ダニが心配
結露すると掃除も大変ですし、ジメジメしてカビが生えたり、そこにダニが発生したりして、心配ですよね。健康にもよくありません。
結露を軽減させればカビ・ダニの発生も抑えられると思います。結露を止める方法は、やっぱり窓の断熱性能を上げることです。9位でも説明した内窓をつけると、性能がグンと上がります。冬に窓付近でヒヤッとしていたのが、つけたその日にヒヤッとしなくなったというぐらい、お家の温めた熱が外に出て行かなくなりますから、全くゼロではないものの、結露は嘘みたいに無くなります。
他のリフォームの方法では、今ある窓をそのまま取り外して新たにつけ直すものや、窓は取り外さずに新しい枠を上からつけるカバー工法などもあります。こういった窓の断熱は現在国を挙げて取り組まれている内容で、補助金もあります。すごくメリットがあるので、困っている方はリフォーム屋さん・工務店さんに相談して、ぜひ補助金を活用してリフォームしてください。
5位:冬のトイレや洗面脱衣室が寒い
このランキングは30代の奥様が対象なので、比較的新しいお家に住んでいる方のご意見だと思います。しかしそういった方でも、トイレ・脱衣室が寒くてお困りだということです。リフォームをさせていただく中でも、トイレ・脱衣室でお困りの方は多いです。トイレ・洗面脱衣室はヒートショックの発生する上位の場所でもあるので、特に注意が必要です。
対策は、まずは予備暖房しておくことです。センサーで人が入るとスイッチが入る暖房器具や、浴室全体を温める浴室暖房機もあります。そういうもので暖房を強化するのが1つです。あとは先ほども言った窓の断熱です。それだけでヒヤッと感も全然違うし、暖房の効果が持続して省エネにも繋がります。あとは、換気をしっかり計画した上で窓を塞いでしまうことも方法としてはあります。
いずれにせよ、トイレ・洗面脱衣室はヒートショックの危険があって命に関わる場所です。ぜひそういった対策をしていただきたいと思います。
4位:洗面脱衣室の収納が足りない
限られたスペースで、家全体の間取りも考えながら計画されていると思いますが、洗面室の収納がどうしても足りなくなるんだと思います。今からお家を建てられる人は、バスタオル・着替えの衣服・パジャマ・洗剤など、そういうものを収納することを事前に計画されることをお勧めします。
リフォームでは、元々洗面脱衣室のスペースが狭いお家も多いです。先日リフォームした実例では、たまたま隣が和室の押入れになっていたお家がありました。押入れは奥行きが広いので、洗面脱衣室を大きくするにあたって収納を奥行きの狭いものに変えて、洗面脱衣室を拡張しました。
構造的にそういう拡張が難しいお家の場合は、洗濯機上収納があります。洗濯機の上は無駄な空間が空いているケースが多いですが、そこにタオルを置いたり、手拭きを引っ掛けたり、洗剤を収納棚に収納したりできるようなものです。それを取り付けるだけでも、お悩みは少し解決できると思います。工事は1日もかかりませんし、取り付けるだけなので手軽にできます。ご検討してみてください。
3位:リビングの収納が足りない
ここはライフステージによって様々かとも思います。ランキングは30代の奥様が対象なので、小さなお子様が帰ってきてランドセルを置くとか、遊び道具を収納しておくようなスペースでしょうか。ここは家を建てる時からの計画で、動線も考えた計画をしないといけないと思います。
リフォームでは、マンションをリフォームをさせていただくことが多いです。和室に間仕切りがあるので、間仕切りを取っ払って広くリビングとして使いたいという場合などでは、梁のところにクローゼット・収納を作ることも多いです。
それぐらい、リビング収納で困っている方は多いです。今からお家を建てられる方は、収納もしっかり計画されて、後悔のないお家づくりをしてください。
2位:雨の日に洗濯物を干す場所に困る
雨の日に限らず、花粉の時期なども外に干したくない方は多いと思います。日当たりのいい窓の前、室内干しができるスペース、あるいは家の中だけではなく、サンルームなどを計画してもいいと思います。
リフォームでも、間取りを変更して部屋干しのスペースを作りたいというお話をよく聞きます。そういう時におすすめの、簡単に取り付けられて後付けもできるものがあります。普段は収納してあって紐を引っ張ると洗濯竿が降りてくるようなものや、フックを取り付けて物干し竿をぶら下げるようなものなど、いろいろな商品があります。ただ上に吊るしておくもので荷重がかかるので、下地はしっかり補強しておかないといけません。スペースがあれば、サンルームを作るというご要望もよくあります。
1位:床・壁などの傷や汚れが気になる
日常生活していると、床に物を落とした・凹んじゃった、壁に荷物を擦って傷が入っちゃった、壁紙が破れたという方は多いんじゃないしょうか。普段目につく場所なので、やっぱり気になりますよね。そういうところは、ご自身でも補修・リペアできる商品がホームセンターでも売っています。床の傷補修の方法・壁紙が破れた時に目立たなくする方法は、私の動画でも紹介しているのでぜひご覧ください。
また、壁紙は消耗品という考え方もあります。10〜20年経ったら張り替えようという計画もあっていいと思います。リフォームでは床の張り替え・リフレッシュをしたいというご要望がよくあります。床の下地がしっかりしている場合は、今のフローリングの上からもう1枚フローリングを張るような方法もあります。ケースバイケースですがいろんな方法があるので、我慢せずにタイミングが来たらリフレッシュを検討されてもいいと思います。
いかがでしたか?「私も困っている」ということもあったんじゃないでしょうか。それぞれ解決できることもありますので、悩まずにぜひお近くのリフォーム屋さん・工務店さんに相談されて、少しでも楽しい生活を送っていただければと思います。
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