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50〜60代がリフォームした場所・内容トップ5
今回は、50〜60代の方がリフォームした場所・内容TOP5をご紹介します。このランキングは、某有名住設メーカーさんがアンケート調査をされたものです。
場所編 5位:屋根・雨どい
紫外線・雨風の影響を受ける場所なので、お家の中で一番老朽化・劣化する場所です。老朽化すると、雨漏りの原因になったり、お家にとって致命傷になることもあります。
屋根のリフォームで一番多いのは塗装です。カラーベストの屋根は屋根材に塗膜が施工してあって、それで防水・汚れの防止をしています。しかし15〜20年ぐらいで劣化が現れてきます。そういうタイミングで塗装される方が多いと思います。
中には、メンテナンスの時期が遅れてもう塗装ができないというケースもあります。定期的にメンテナンスしないといけないので、この際葺き替えたいというご相談も多いです。そういった方には比較的軽量な屋根材で、ガルバニウム鋼板の屋根材があります。軽くて耐用年数も長いので、今の屋根材の上からもう1枚金属の屋根をかぶせて重ね葺きをするリフォームが多いです。
また、昔ながらの瓦屋根・和瓦の屋根では、瓦が割れた・ずれたというお問い合わせがあります。一部を補修していくやり方や、瓦の漆喰を塗り直すとリフォームも含まれていると思います。
場所編 4位:外装
外壁が色あせてきたとか、サイディングの外壁材だったら目地のコーキングが取れてきた・肌すきしてきたということが劣化のサインです。目につきやすい場所でもあるので、リフォームされる方が多いんだと思います。
工事の内容は、屋根と同じで塗装が多いです。サイディングの外壁しかりモルタルで塗っている壁も、塗装・定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスを怠ると防水性能がなくなって、モルタルの壁だったら割れたり、サイディングの壁だったら目地が取れて、そこから雨水が入って苔が生えて割れたり、雨漏りにも繋がってくる可能性があります。
外壁も屋根と同じで、10〜20年ぐらいでメンテナンス・塗装をされる方が多いです。
場所編 3位:キッチン
毎日使うので汚れてきたり、料理するのに不便だということもあると思います。また、最新の機器を見てと使いやすそうと憧れる方もいらっしゃいますし、単純に水栓・ガスコンロが壊れて単品で取り替えることも多いと思います。
キッチンのリフォームは、25〜30年ぐらいが1つの目安で多いです。
場所編 2位:浴室・洗面
浴室の場合で圧倒的に多いきっかけが、寒くて我慢できないということです。昔はタイルのお風呂が多かったので、冬にとにかく寒くて我慢できない、暖かいお風呂にしたいということでリフォームされる方が多いです。
そういう方はシステムバスというユニット型の浴室にリフォームされます。浴槽にも断熱加工してあってお湯が冷めにくく、壁・天井にも断熱材があらかじめ入っていて部屋の保温力も高まります。合わせて換気乾燥暖房機も一緒につけると、暖かくゆったりとくつろげる浴室になります。
洗面も浴室の隣なので一緒にリフォームされる方が多いです。浴室から出たところの床が水で濡れて、腐ってきているというご相談もあります。
場所編 1位:トイレ
トイレは一番よく使いますから、そういうものの交換が第1位なのは納得できると思います。弊社でもトイレを取り替えたいというお問い合わせが一番多いです。ウォシュレット付き・暖房便座などの機能の故障がきっかけで、長いこと使ったから交換しようと思われる方が多いです。
交換のサイクルは20年ぐらいが多いですが、ウォシュレットの故障は10年過ぎたぐらいからよく聞きます。メンテナンスやちょっとした修繕で直せることもあるので、そういうこともしたけど20年ぐらい経って、もう交換する部品もないから交換する、という順序だと思います。
続いて、リフォームの内容についてランキングを見ていきます。
内容編 5位:収納スペース
例えば、和室を洋室に変更したいというご要望がよくあります。今までは2階で寝ていたけど1階を中心とする生活に変えたいということから、和室にベッドを置いて寝たいという要望が多いです。その際に、和室の物入れの使い勝手が悪いから、布団も収納しないし衣服・衣装ケースを下に置いて広々使いたい、などというご要望があり、付随したリフォームでこういう工事をすることが多いです。
内容編 4位:給湯器
ガス給湯器・エコキュートなど、いろいろありますよね。給湯器は壊れてから交換することが多いですが、壊れる前に変えておくという考え方もあります。メンテナンス・部品交換で直せる故障もあるのでケースバイケースですが、耐用年数は10年ぐらいです。
特に冬場に壊れることが多くて、寒いのにお風呂に入れないという急なお電話をいただくケースもよくあります。みなさんも覚えておいてください。
内容編 3位:外装リフォーム
外壁・屋根の塗装をはじめ、樋が外れかけた・壊れたなどということも含まれると思います。ご近所の方から色褪せていると言われたことがきっかけでお問い合わせいただくことも多いです。外壁はご自身でも普段から見ておける場所です。変化に早く気づけば、直す費用も抑えられるケースもあります。
内容編 2位:内装リフレッシュ
壁紙・フローリングの張り替えなどです。内装の変更・リフレッシュは、ある種消耗品という考え方もあります。どうしても傷が入ったりする場所なので、20年ぐらいでクロスの張り替えをした方が、住んでいく上でも気持ちいいので、計画的にリフォームされるといいと思います。
内容編 1位:水回りの機器取替
キッチンを入れ替えたとか、洗面化粧台・トイレを交換したという内容です。食洗機がついていなかったのを新たにつけたなど、追加という工事も含まれます。生活していく中でなくてはならない機器なので、よく使うところの故障・老朽化をきっかけに工事されているんだと思います。
いかがでしたでしょうか。家は建てただけで終わりではなくて、メンテナンスをして長くお住まいいただく場所です。いつぐらいにこういうメンテナンスの時期が来る、などと計画して、リフォーム積立みたいな感じで毎月少しずつお金を貯めておくと、いざという時にサッと決断できると思います。そういうことでも家が長持ちするので、今回のランキングを少しでも役立てていただけたらと思います。
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